用語集
包材

包材に関連する専門用語を分かりやすく解説しています。

ソノポスト(そのぽすと)

ソノポストは紙管を使った紙製輸送用緩衝材です。紙管の最大特徴である優れた軸圧縮強度をそのまま保有し、 発泡スチロールに匹敵する緩衝性能を持っています。材料は再生紙100%で古紙として再利用が可能です。
緩衝用途以外に、製品の多段積み時の支柱、製品固定用途や長尺品の固定、保護用途にも優れています。

パクシーアングルぱくしーあんぐる

パクシーアングルは包装用付属品として使用されるコーナー保護材です。アングル材は板紙積層品が一般的ですが、 当社品は粉砕した古紙と再生樹脂の混合材を押出成形し、再生紙で包んでいるのが特徴です。原料は再生材であり、 環境に優しい包装材です。再生樹脂が含まれていることで耐水性に優れ、また含有水分が非常に少ないことから、 錆び易い鋼板の梱包に使用されています。

APPAパレットえーぴーぴーえーぱれっと

Automation Paper Pallet Assemblyの略で、軽量かる高強度な世界標準仕様の全自動組立紙パレットです。
アジア・欧州・南米・中東など十数ヵ国で生産され、2013年に日本初導入、世界各国の国際航空貨物・海上貨物で広く利用されています。

CO2排出削減しーおーつーはいしゅつさくげん

地球温暖化問題のため物流活動にともなうCO2排出が注目されています。企業自ら環境負荷を把握し、効果的な削減対策への取組が求めれます。
2015年11月にフランスで開催された気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)は、2020年以降の地球温暖化対策の法的枠組みをまとめた「パリ協定」を採択、
日本の課題は2030年までに2013年対比で26%削減が目標です。

物流ぶつりゅう

物流とは物資を供給者から需要者へ、時間的、空間的に移動する過程の活動と定義づけされています。
一般的には、包装、輸送、保管、荷役、流通加工およびそれらに関する情報の諸機能を総合的に管理する活動を指しています。

緩衝包装かんしょうほうそう

緩衝包装は製品保護の為の重要な役割を負います。緩衝包装の目的は「製品が生産者から最終顧客までの流通過程で、衝撃や振動外力によって、 製品に損傷等の品質低下が起きない様に、緩衝材を駆使して保護する」ことです。そして、この目的を最小費用、最小使用量で果たす設計を緩衝設計と呼びます。

包装ほうそう

包装とは物品の輸送、保管、取引、使用などにあたって価値および状態を保護する為に、 適切な材料・容器などに物品を収納すること及びそれらを施す技術、または施した状態です。
これは個装・内装・外装の3種類に大別され、パッケージングとも言われています。

輸送包装ゆそうほうそう

輸送を目的として物品に施す包装、梱包と呼ぶこともあります。

3R(環境への適応)さんあーる
  • リデュース(減らす)とは適正な包装提案にて無駄な消費、生産を減らし、廃棄物の発生を減らす事ができ、環境に配慮する事
  • リユース(繰り返し使う)とは洗浄や回収のシステムを構築する事で、包装・梱包資材を何度も使用し、新しく作り出す事を極力控えた最低限の生産量にする事
  • リサイクル(再資源化)とは一度使用した製品から何度も新しいものを作り出す事が出来るシステム(流れ)の構築、 ならびに再生可能な素材を包装材料に使用する事で、製品が循環し、必要以上にバージンの包装材料を使用する事なく、製品を作り出す事
ユニットロードゆにっとろーど

複数の物品または包装貨物を、機械および器具による取扱いに適するように、1つの単位にまとめた貨物の事、 貨物をユニットロードにすることによって、荷役を機械化し、輸送、保管などを一貫して効率化する仕組みをユニットロードシステムという。

集合包装しゅうごうほうそう

複数の物品または包装貨物を1個の大型貨物のユニット化し、機械による取扱いに適するようにした包装、集合包装はユニットロードの一形態です。
集合包装の目的は、①ユニットロード化による荷役・運搬・輸送・保管の機械化と省力化、②物流機関の積載効率向上としての製品・包装寸法の適正化、 ③流通過程での取り扱い性向上、④包装のリユース・リサイクルによる省包装化、⑤流通過程での顧客別まとめ出荷による省力化。

パレチゼーションぱれちぜーしょん

パレットを基本用具としてユニットロードを構成し、荷役の機械化・標準化・荷扱い量の最小のメリットを最大化に活かした荷役のシステム

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