段差解消紙管
床材メーカー様の事例です。
シート厚に起因する巻始めの段差痕を解消する紙管です。
抱えていた課題
重歩行塩ビ長尺床材では、製品に段差痕が発生すると段差痕を取り除く事での製品ロスや製品クレーム、また施工時に必要以上の施工時間がかかってしまうと言った問題がありました。
この段差痕は製品巻き始めに発生し易く、昭和丸筒様の段差紙管導入以前は、紙管に塩ビ樹脂目地を一枚一枚手で貼り段差痕対策を行っていました。
この目地貼り作業では、塩ビ目地を歪みなく紙管に真っ直ぐ一枚一枚貼り合わせると言った非常に手間のかかる作業でもありました。
しかし、この塩ビ樹脂目地では段差痕軽減に一定の効果はありましたが、段差痕を解消する事は難しく更なる改善をお客様より要望されいました。
また、塩ビ床材施工後に残った紙管をお客様が処分する際には、紙管より塩ビ樹脂目地を剥し、紙と塩ビ樹脂に分別処理すると言った煩わしさもありました。
改善ポイント
段差解消用の紙管のご提案を行い、段差痕を解消することが出来ました。
独自の加工技術で段差部分にテーパーを付け、段の始めと終わりで痕がつかないように加工されている部分が特徴の製品です。
お客様の声
この製品段差痕を解消させ、更に紙管を処理する際も手間のかからない部材として、昭和丸筒様の段差紙管を導入する事と致しました。
昭和丸筒様の段差紙管導入後は、段差痕クレームの解消、紙管処理における分別の煩わしさ解消、製造時の塩ビ樹脂目地を貼る作業の解消、課題であった全ての問題が解決できました。
また、弊社製品厚み要望に対しても迅速かつ親身に対応を頂き、現在は弊社重歩行塩ビ長尺床材製品全てにおいて、昭和丸筒様の段差紙管を利用させて頂いております。
営業担当の声
営業マンとして初めて担当するお客さまでした。
前任が段差痕の発生を取り除くほかに、紙管処理の手間等の問題を解決したことに対し、
品質はもちろんのこと、私は納期対応やお問い合わせにも満足いただけるよう努力しております。
大きな品質の問題を起こすことはなく、安定供給をさせていただいております。
(東日本営業部 佐藤優樹)